kechappu

片田舎のスーパーに陳列されているケチャップが見た夢

【ネタバレ有】ムカデ人間って映画を紹介してみる【閲覧注意】

つなげてみたい 

こんにちは、ケチャップです。

私は『後味の悪い映画』が好きでよく見る。ハッピーエンドも勿論好きだけど、バットエンドの『後に引きずる感』が癖になるのだ。

そんなこんなで、今回は『ムカデ人間』って映画を紹介してみる。

 

 

ムカデ人間について

ムカデ人間は3部公開されている洋画だ。(原題:The Human Centipede )

ムカデ人間と聞くとバッタの仮面のライダーとか、手がハサミの人造人間みたいなものを想像するかもしれない。しかしムカデ人間には足が百本ある主人公はでてこない。じゃあ何が出てくんの?って事で、今回は1部ごとに紹介していく。

 

ムカデ人間 

第1部であるムカデ人間に出てくるのは頭のおかしい爺と、二人のアメリカ人女性、そしてなぜかゴリゴリの関西弁を使う日本人男性。

旅行中車のタイヤがパンクした2人の女性は、近くの民家に助けを求める。そこに住んでいたのはハイター博士という、かつてシャム双生児の分離手術を手がけていた名医だった。(こいつが頭のおかしい爺、目つきがやばい。自覚してるのかサングラスかけてる。)

睡眠薬を使い拘束された2人、そして何処からか拉致されてきた関西弁の男性。3人に爺が語ったのは恐ろしい計画だった。

『人間をつなげたいの!』

ふぁ!?!?である。淡々と人を繋げる為の手術について説明する爺、医者だっただけあって内容はすごく本格的。お尻とお口をごっつんこである、詳しくは映画を見てほしい。

そんなこんなで繋がれた3人、新聞紙をくわえて運ばされたり、庭に連れ出され散歩させられたりと完全にペット扱い。お食事シーン(想像してみよう、お尻とお口がくっついている食事といえば、、、)はかなり心に来るものがあった。

 

私的には3部の中で1番この1部が好き。計画がしっかりしているし、すごく感動できるシーンもあった。関西弁の男性がすごくいい味を出してて、人間として生きる事、人間として死ぬ事について考えさせられた。(しかし、こいつもなかなかのクズっぽい。)グロ要素もそれほどないので、1部はぜひ1度見ていただきたい。

 

 

ムカデ人間2

第2部であるムカデ人間2は、1部のムカデ人間を映画で見たマーティンという男性が『僕もつくりたい!』と思い、実行してしまうというお話。(こいつも目つきがやばい。)

地下駐車場の夜間警備員として働いているマーティンは夜な夜な、地下駐車場を訪れる人を拉致監禁する。更に、前作でムカデ人間にされてしまった女優の1人をオーディションと偽り拉致する。合計12人の監禁。

前作のハイター博士は医者だったが、今作のマーティンは映画に憧れるだけの素人。つなぎ方が全くなっていない。歯をハンマーで強引にへし折り、タッカーの様なもので雑につなぎ合わせる。勿論麻酔なし。

12人の人間が繋がれた光景は凄絶であった。すごく感動しているマーティン、無邪気なのは良いがお前は最低だ。最後尾の女性に求愛するマーティン(いっいきなり後ろからっ!?)、成る程おまえムカデを愛しすぎたのか、ムカデにしか興奮しなくてこんな事を、最低だ。

 

2部はほぼ全編白黒の映像で制作されている、そこがまた気味悪い。グロ要素は前作の比じゃなくグロだらけ。前作の美しさの様なものはなく、生臭い匂いが漂って来る様な気さえする。グロ映画としては優秀、そうゆうのが好きな人にはおすすめできる。

 

 

ムカデ人間3

第3部であるムカデ人間3。画像の通り大幅に人数が増えた。総勢500名のムカデ人間である。

ムカデ人間3は刑務所が舞台になっている。刑務所の独裁者である所長のビル・ボスは、州知事から解雇を匂わされる。原因は囚人たちの素行の悪さや再犯率の高さ、それに加え強引に囚人たちを押さえつけるため行った拷問などの医療費が高すぎる為。

会計士兼助手のドワイトが行った『ムカデ人間にしてしまえば食費も抑えれるし、脱走も喧嘩も出来ないよ!』の助言により、紆余曲折がありながらもムカデ人間計画が始動する。

ムカデ人間の他、手足をもがれた状態で繋がれた芋虫人間も登場する。

 

3部は前の2作とは雰囲気が違い、全編コミカルな雰囲気で進む。ムカデ人間はあまりメインでは無いのか終盤に登場。所長の奇行がメインで話が進む。(女性器のある部分を干した物を食べる、囚人の睾丸摘出しミディアムレアでいただこうとする、囚人から脇腹ファックされる夢など。)前作までの気味の悪さは無く、ポップなキチガイ感。この作品はどの層におすすめすれば良いのかよくわからない。1、2を見た人がとりあえず完結編として見る、それ以外の需要が見つからない。

ちなみに所長は1部の博士、助手のドワイトは2部のマーティンと同じ役者さんである。

 

全編通して感想

後味の悪さでいうとまだまだ上があるが、発想が面白い、関西人好き、マーティン可愛く見えてくる、所長面白い。ということで、なかなかおもしろい映画だと思う。

万人におすすめは出来ないが、好きな人はハマると思うので是非。

美味しいご飯が食べれることに感謝したくなる映画です。

 

最後に、関西弁の日本人男性が放った言葉をどうぞ。

 

「神様、神様ですか?俺は、虫けらです、親を捨て、子どもを捨て、愛を拒絶して生きてきました、虫けら、虫以下の存在です、でも、でも神様、たとえそうであろうとしても、たとえこれがあなたの与えた天罰だとしても、俺は人間であると信じたいです。」

出典:シックス・エンターテインメント『ムカデ人間』

 

 

ありがとうございました。